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2019年10月12日の台風19号により、およそ1000mmの雨量が降ったことで神奈川県箱根町は国道の土砂災害、箱根登山鉄道の沿線などに甚大な被害をもたらしました。
芦ノ湖周辺や箱根登山鉄道など被害状況など報道されておりますが、いつ箱根観光はできるの?
疑問を持たれる方も多いと思います。
尚、2019年10月26日(土)より、箱根登山鉄道の一部を除き交通機関は運行開始されてます。
公式ページ 小田急グループ 交通機関運行内容などについて 詳細こちら
箱根の道路被害
10月26日時点、交通機関は通常へとなりつつ、道路も少しずつ通れるようになってきました。
下記内容は、台風通過4日後の内容です。
実際に取材(10/16)してきましたので道路状況や迂回対策など理解していただき箱根観光の判断材料にしていただければと思います。
どのくらいの通行止めなのか理解しておくことが重要です。
下記のマップはライブ交通情報なので、開通となれば通行止め箇所は減ります。
(引用元:箱根町HPのGoogle MY MAP)
10/18:A地点:箱根湯本駅あたり B地点:乙女峠あたり
道路上に赤ラインが「通行止め」となっている箇所になります。
道路上の青ラインは「通行可能」となっております。
台風19号の影響・箱根の道路状況・他
台風19号が通過した後の影響、10月16日時点で感じたこと掲げます。
箱根湯本駅、問題ありません。
湯本駅周辺のお土産は?歩行にも問題ありません。
箱根登山鉄道「箱根湯本駅~強羅駅間」運転再開見通し立っておりません。
待機している箱根登山鉄道でしょうか。
箱根登山鉄道は台風の影響で20箇所以上で橋脚流出、土砂崩れや宮ノ下駅~小湧谷駅間は約23mも線路が押し流されました。
大平台駅~宮ノ下駅間はトンネル近くで崩落した石が路線を埋め尽くし電柱倒壊と被害が報告されてます。
箱根湯本駅~小田原駅間は、10月13日より運転を再開しております。
千歳橋(ちとせばし)塔ノ沢温泉の入口にかかる橋です。
道路は影響ないのですが、流れる早川が濁流となっておりました。
いつもはこんな感じです。
大平台の大きなカーブ(スプーンカーブ)
道路中央(中央分離帯)、道をわきには落ち葉や枝がたくさんあります。
ロードバイク、二輪車でのツーリングはまだ危険ではないでしょうか。
「箱根登山電車とケーブルカーは台風の影響で運休しています。」、「箱根登山電車運転再開は現在未定です」と書かれてました。
箱根登山バスはどうなっているのか。
ほとんどが運休、区間運休となっており唯一、【小田原駅⇔箱根湯本駅⇔(箱根新道経由)⇔箱根町港⇔元箱根港】
運行しており、新道からの運行でした。
宮ノ下を直進し国道138号「御殿場・仙石原」方面へ進むと。
「この先災害通行止め」の看板があります。
そのまま進むと。
工事関係者以外は通れません、引き返すようになります。
↓こちらは災害前↓のGoogleマップです。
どうしたら?この先へ進めばよいのか。
迂回対策では、「強羅方面」へ行くと回避できます。
県道723号「強羅駅方向へ」進みます。
↓
ポーラ美術館前を通過します。
地図上ではこのようなルートになります。
箱根湯本駅前を通過、宮ノ下交差点を直進してきたわけですが、強羅へ行く分岐点をご紹介します。
左が強羅駅方面、右が通行止めです。
通行ルートは下記に掲げている「箱根の迂回対策①」を参照してください。
強羅駅です。
鉄道はこのまましばらく待機でしょうか。
ポーラ美術館です。
注意したいのが、道路面です。
二輪だと少し走りづらく、急な坂もあり凍結、落ち葉、枝など転倒する恐れがあります。
県道75号へ合流、「左折」し芦ノ湖方面へ進みます。
黒たまご館4です。
過ぎれば芦ノ湖の湖尻です。
なんと、湖尻周辺になると道路が土で覆われており滑る危険性が高まりました。(10/16)
芦ノ湖遊覧船湖尻港周辺も土系でぬかるんでおりました。
県道75号の途中、大涌谷県道735号と三島・元箱根方面への交差点あり「左折」大涌谷方面へ向かってみます。
なにやら看板があります。
台風ではなく、箱根山の噴火による通行止めでした。
大涌谷に行かず、途中を左折すれば箱根小涌園ユネッサンへ前へ進めるとその時は信じており大涌谷方面へ進みます。
やはり大涌谷の入口である道路はこれ以上進めません。
左折して行こうと。
こちらも「通行禁止」でした。
あらまー、係員の方に聞くと、ここからユネッサンまでの道路でがけ崩れ、土砂災害があり通行できない。
上ってきた道を引き返すことになります。
下記のマップで示した右(大涌谷方面)左の県道734号「早雲山駅」方面は台風の影響で通行止めです、ご注意ください。
再び県道75号へ戻り、元箱根を目指します。
途中、排水路があふれ道路が冠水した箇所もありました。
箱根山はまだ水分を多く含んでいると実感した場面です。
(箱根園ゴルフ練習場手前の県道75号道路)
県道75号も途中で通行止めでした。
右折するよう指示、係員に伺うと1000mm以上の大雨の影響でこの先で災害がおきている。
地図上でも先へ進めないよう表示されています。
迂回路です、この道を乗用車までなら右折し芦ノ湖、元箱根方面へ行けますが、大型は通行禁止です。
迂回路として下記に掲げる「箱根の迂回路対策②」を参照してください。
何とか元箱根の箱根神社第二鳥居前まで到着、まわりを見てみます。
わかります?駐車場に泥です。
動画です。
泥と流木でしょうか?駐車場の機能果たしてません。(P1駐車場)
第二鳥居をくぐり道は問題なく走れました。
箱根神社第一の鳥居です。
海賊船は?
たしかこのあたりも芦ノ湖の水位が上昇したため冠水したニュースが流れておりましたが、今は大丈夫のようですが。
海賊船は運航しているのでしょうか?
やはり、全面運行見合わせでした。
芦ノ湖の水位が通常レベルに戻り次第、運行再開予定でした。
(10月19日より運行開始)
箱根駅伝のゴール地点はどうなっていたのか。
問題ないと思います。
では、箱根駅伝と同じように旧東海道を抜け1号線で帰るように走りました。
1号線途中、県道75号に分かれる「大芝」交差点にも係員がおります。
先ほどの進めばここへ出られた場所ですね、聞いて見ると土砂災害があり立入禁止でした。
1号線を進みます。
(箱根小涌園ユネッサン方面、宮ノ下方面)
するとどうでしょう?
芦之湯で通行止め看板、係員もおります。
箱根湯本方面へ向かいたかったのですが、「通行止め」引き返しました。
本来なら下記のマップのように直進したかったのですが、残念でした。
通行止めは地図上だとこの場所でした。(赤アイコン)
↓青ラインまで引き返すことになります。↓
係員の方に訪ねました。
箱根湯本方面へ行くには?どうしたらよいのでしょうか。
「箱根旧街道(旧東海道) 小田原 畑宿(はたじゅく)」へ向かえば行ける」という内容助かりました。
このまま帰れない?又は強羅方面まで引き返す?ガソリンわずか、どうしようという不安が募ります。
県道732号、箱根旧街道(旧東海道) へ向かいます、途中「お玉ヶ池」に立ち寄ります。
ここも池の水位が高くなり、少し前は「通行止め」でした。
ガードレール下の水位わかります?
50~60cmくらいでしょうか?また大雨降ればこの道路も冠水?そして「通行止め」なるかもしれません。
お玉ヶ池の水深、通常はこれくらい↓ですよ、まだ油断できませんね。
県道732号、箱根旧街道(旧東海道) のルートです。
この県道732号は道路に飛散物が多いです。
枯れ葉、折れた枝など滑りやすい条件が整っている感じです。
自動車のタイヤ通過後が一番走りやすい。
他は危険でした。
迂回路としては、1号線の箱根小涌園ユネッサン方面、宮ノ下方面は通行できないので、「箱根旧街道(旧東海道) 」を利用することがオススメとなります。
箱根の迂回対策は全部5つ
台風19号の影響で箱根周辺へ観光、とくに芦ノ湖へ行くには、5つ注意すれば問題ないと思います。
箱根の迂回対策①
箱根湯本駅前の国道1号を走った場合、宮ノ下の交差点を直進し国道138号へ、途中分岐左方向県道733号強羅駅を目指し、仙石原方面県道733号、ポーラ美術館前を通過、県道75号へ出られます。
県道75号左折:芦ノ湖方面
県道75号右折:国道138号御殿場方面
↓箱根湯本駅前から県道75号までの道順です。↓
今のところ通行止めではありません。
最新情報も入手しておいてください。
箱根の迂回対策②
御殿場方面から芦ノ湖へ向かう場合、県道75号の「箱根ゴルフ場」を右折してください。
↑右折する交差点です。↑
↓右折したあとのルートです。↓
まだまだ台風の傷跡でしょうか残っていた印象です。
箱根の迂回対策③
国道1号線から芦ノ湖へ行く場合は、箱根旧街道(旧東海道)を走れば無料です。
125CC未満のバイク、自転車、徒歩利用など利用できます。
↓箱根湯本駅前の「三枚橋」交差点です、左折すれば道なりで芦ノ湖へ行けます。
道路が狭いのでご注意ください。
箱根の迂回対策④
「箱根新道」自動車や大型二輪など無料で通行できます。
歩行者、原付、125CC以下の二輪車は通行禁止です。
↓国道1号から箱根新道入口↓です、左折します。
直進すると、箱根湯本駅方面になります。
箱根の迂回対策⑤
アネスト岩田ターンパイク箱根から芦ノ湖へ。
西湘バイパスが台風の影響もあり通行止めでしたが、10月18日の午後に開通となり有料ですが通行可能です。
東京方面から行く場合気をつけること
2019年10月18日(金)13時20分、西湘バイパスは上下線とも全面開通しました。
箱根へ向かう際は渋滞も考え、ルートをいくつか選んでおくとよいかもしれません。
・西湘バイパス・国道1号・国道246号 管轄する国土交通省 Twitter情報
事故通行止め防止策です。
おわりに
東京方面から箱根観光、芦ノ湖へ向かう場合、4つのルート紹介でした。
1、1号線から強羅方面通り芦ノ湖
2、1号線から箱根旧街道(旧東海道)通り芦ノ湖
3、1号線から横浜新道通り芦ノ湖
4、西湘バイパスからアネスト岩田ターンパイク箱根通り芦ノ湖
大涌谷の火山ガスがおさまること願い、台風19号の影響を受け、復興へ向けて進んでいるところです。
そして11月下旬は紅葉の見ごろも迎えようとしております。
小さな道路では陥没した場所もありました。
芦ノ湖、お玉ヶ池もまだ水位は高いようでした。
路面も落ち葉があり滑りやすい状況です。箱根山も水分を含んでおり、土砂災害など油断できない状況です。
千歳橋の上流に位置する木賀坂下バス停留所付近では早川がものすごい勢いで流れておりました。
必要なものは、ガソリン満タン、防寒具(寒いところで7℃でした)でしょうか。
無理のない観光をお願いします。
箱根観光
箱根の黒たまご(黒玉子)2019年10月~2020年以降も食べたい!販売店で購入できる場所お店はここだけ!お土産にもオススメ!
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