【MX4D・4DX】同じ映画を観た場合の違いは?ポップコーンこぼれるのか落下実験?味の違いは?

4DXとMX4Dの違いとポップコーンがこぼれるのか実験





目次 Contents

同じ映画をMX4Dと4DXで体験したいと考え一日シアターづくし、でもそれなりに評価や比較できる内容もありました。
気になるのはやはり座席の動きでしょうか。

それぞれの映画館の座席も一番後ろの右隅席としてMX4D・4DXそれぞれの動きをチェック。
どのような結果になるのでしょう。

追加実験としては「ポップコーン食べないでいたらどうなる?」。
こぼれるの?

気になるところではないでしょうか。

以上のことを含めてTOHOシネマズとコロナシネマワールドの映画館で体験した内容となります。



観賞料金比較

はじめに観賞料金比較です。(2019年12月15日付)
どちらの映画館も観賞料金の他に「追加料金」が加算されます。

TOHOシネマズ(MX4D) コロナシネマワールド(4DX)
一般通常料金 1,900円 1,800円
MX4D®又は4DX®追加料金 1,000円 1,000円
合計金額 2,900円 2,800円

※今回3D作品ではなかったため、3D専用メガネ代金はどちらも含んでおりません。

100円コロナシネマワールドが安かったことになります。

画像は下記すべてクリックすると拡大します
MX4D・4DXの違い

TOHOシネマズではお得な「割引きサービス情報は公式ページ」に掲載。

コロナワールドではお得な「クーポン券情報は公式ページ」に掲載。

利用し安く観賞すのがオススメです。

MX4D・4DX機能比較

それぞれの機能、何があるのでしょうか。

シートの動き

MX4D 4DX
シートが左右に動く
シートが前後に動く
シートが上下に動く

両者譲らずの動きが組み込まれております。

実際に同じ映画を観て得た動きでは「4DX」のほうが激しかった印象です。
座り心地はMX4Dがやわらかく、4DXはやや固い。

軽乗用車で例えるなら「MX4D:軽ワゴン」「4DX:軽トラック」という感じでしょうか。
4DXが弾む跳ねるというイメージが強く、アクション映画を観るならこちらでしょうか。

MX4Dが上品な動き、なめらかと思えるのでアクション以外ならこちらだと思いました。

MX4Dのシートには、シートホッパー(突き上げ)、地響きを体感できるランブラー(地響き)を備えております。
シートが動きながらの体感ですので、はじめての方はシートが動くだけで驚きと緊張、数回ほど体験して突き上げ機能、地響きを感じることができるのでは?

首元周辺

MX4D 4DX
ネックティクラー ※1

首筋に何かが触れるような「ゾクッ」とした感覚を与えます。

※1 4DXではエアーが飛び出すような感覚でしょうか。
「左右からシュシュッ」と首元ではなく頭の裏側(後頭部)に吹付けられました。
姿勢が悪かったためでしょうか。

背中部分のシート

MX4D 4DX
バックポーカー ※2

背中をつつくような効果で臨場感を高める「バックポーカー」。

※2 4DXでは背中をつつくではなく叩くような印象でした。
背骨を中心に左右に連打され「オッ」と声が出そうになるほどです。

ウインド(風)

MX4D 4DX
ウインド(風)

MX4Dではシートから「そよ風や向かい風など自然な風を送ります」と書かれておりますが、風?という感覚はあまり感じません。
映画に夢中だったためでしょうか。

4DXは劇場内壁に設置されているファンが回りファンの風切り音?も聞こえるほどダイナミックです。
膝に置いていたポップコーンのビニール袋も風にあおられ、ホップコーン飛ばないか心配になるくらいの風です。
4DX:ウインド(風)ファン
各席に向けて角度調整されているファンです。

風を感じるなら扇風機の大型版ファンでしょうか4DXで体感できます。
回っている間のファン音?風切り音?が少し気になりますが、停止すれば問題ありません。

スピードレース作品なら風をたくさん体感できるのでは?

エアーブラスト(噴射)

MX4D 4DX
エアーブラスト ※3

MX4Dには顔に吹き付ける瞬間的突風「エアーブラスト」機能もありましたが、気づきませんでした。

※3 4DXでは「エアー(AIR)」が該当、主人公をかすめる銃弾がエアーで再現、体感できるようですが、こちらも気づきません。

セント(香り)

MX4D 4DX
セント(香り)

MX4Dでは、シーンに合わせた香りが劇場内に漂うと書かれてますが、鼻づまりしていませんが映画中確認できませんでした。
4DXも同じように確認できず、ただ映画開始前の「4DX機能紹介」で香りを感じました。

水しぶき(ミスト)

MX4D 4DX
ウォーターブラスト ※4

突然の雨に合わせて水しぶきが飛んでくる仕様ですが両者(※4)とも水しぶき感じることはなかった。
メガネ拭きも準備していたのですが、未使用。
映画の内容が重要なのかもしれません。

雨や海に関わる映画でしょうか。

レッグティクラー(足元)

MX4D 4DX
レッグティクラー ※5

足元に何かが触れる驚きはMX4Dはすごい。
ふくらはぎ辺りを何かが触れる体験できます。

※5 4DXも怪しい管があります、赤い座席下に白いチューブ?興味ありました。
4DX:座席シート下の管
映画映画が終わっても???感じることはありませんでした。
ジーパンの上からでも体感できるMX4D、同じ日の観賞ですから着替えてません。
短パンなら感じることができるのでしょうか?

フォグ(霧)

MX4D 4DX
フォグ

爆発がまるで目の前で!リアルな煙を演出、劇場効果です。
スクリーン前で確かにモクモクとなり、どちらも左右でモクモクしておりました。

一番後ろの席では、「出てる」という表現だけです。

山や湖で発生する霧、爆発シーンで利用する霧と2通りの利用方法があるみたいです。
霧目的で映画観る方は少ないはず、霧を体感したいなら前列あたりがよいと思います。

ストロボ(閃光)

MX4D 4DX
ストロボ ※6

MX4Dでは5色対応の閃光があり、爆発、雷鳴が轟くシーンで閃光が走ります。
※6 4DXではフラッシュ(FLASH)が該当するはずです。

どちらもタイミングよくフラッシュ、ストロボ効果あります、同じようです。

バブル(泡)

MX4D 4DX
バブル

一斉に降りそそぐバブル、ファンタスティックな映画の場合、利用されるのでしょうか?
今回の映画では4DXでも体感できませんでした。

レイン(雨)

MX4D 4DX
レイン

座席後部から上へ一度吹き出し降りそそぐ雨の効果、4DXでは体感できませんでした。
こちらも雨が降る映画でないと体感できないようです。

SNOW(雪)

MX4D 4DX
スノウ

天井から降りそそぐ、リアルな雪の演出、限られた映画館だけでした。
雪まで降るの?体感してみたい。

嵐(RAINSTORM)

MX4D 4DX

激しい水と嵐、圧倒的な荒れ狂う嵐を演出するそうですが、限られた映画館だけでした。

熱風(WARM AIR)

MX4D 4DX
熱風

座席の首元から熱風が吹き出すそうです、こちらもまだ限られた映画館だけです。

4DXには機能によるコメントが掲載されていました。

作品によっては全ての演出効果(ギミック)を使用しない場合がございますので、予めご了承くださいませ。

MX4Dには同じような言葉があるのでしょうか。

映画のシーンに合わせて、以下の「特殊効果」が連動します。注意事項を必ずご確認の上、お楽しみください。

つまり、MX4Dは2019年12月時点で11の機能を映画の中に取り入れ工夫されていることがわかります。
4DXは、12の機能(うち3つが限られた映画館機能)実際に体験できるのは9の機能、「使用しない場合もある」とコメントされているので、MX4Dは11機能フル運転に対し、4DXは9つよりも少ない機能で映画観賞するということになるのではないでしょうか?。

遊園地みたいな絶叫マシーンに比べればもちろん劣りますが、長時間揺れること、いきなり揺れる、予想できないということを考えれば少し違った見方では勝ると思えます。



同じ映画を観た違いは?

1日に同じ映画を観る方は少ないと思いますが、比較するためチャレンジ。

広さは大体同じくらいです。
映画がはじまりシートが揺れる感覚は4DXがやはり動きが激しいでしょうか。

風も巨大なファンを4DX設置しているので扇風機で例えるなら「中風」くらい。

ストーリーに合わせて振動やシートの動きもどちらも当てはまり動きます。

閃光などの表現はMX4Dが勝る感じでした。
首元あたりに吹くエアー、吹付けは4DXが勝ります。

足元に何かが触れる驚きはMX4Dが勝ります。

違いはこれくらいでしょうか。

注意しておきたいこと

チケットも購入しあとはポップコーン購入するだけでも映画館によって違いがありました。

チケット購入の場合

・TOHOシネマズ(MX4D)

券売機で当日券を購入する場合、混雑が予想されます。
タッチパネルで「希望する映画」「席の場所」「人数」など操作しなければなりません。
わからない場合はそばにいる係員に「はじめてなので操作を」と言えば一緒にパネル操作手順を教えてくれます。
MX4D:チケット券売機
床にラインが引かれているので、購入されている方のそばでなく、一歩下がり待つように。

・コロナシネマワールド(4DX)

券売機横に係員がおり口頭で操作してくれます。
コロナシネマワールド4DX:チケット購入
ただし台数、係員の人数にもよりますが人気映画の場合長蛇になりやすい。
当日券の場合は早目にチケット購入と座席確保(購入時に指定)がお勧めです。

ポップコーン購入時の比較

どちらも会場入りできるのは映画開始約10分前です。
売店の混雑具合にもよりますが、トイレもすませ最低3分前には飲食物「ポップコーン」購入しておきたいです。

・TOHOシネマズ(MX4D)

会場入りする前にロッカーがあり、手荷物などは一時預けます。
その隣にはテーブルが置いてあります。
TOHOシネマズ:MX4D観る前のポップコーン
ビニールも置いてあり、トレーは持ち込めないためビニール袋にポップコーン入れて観るスタイルになります。

会場手前でポッコーン入換えるシステムです、係員もおり伝えてくれます。(なるほど)

・コロナシネマワールド(4DX)

コロナシネマワールドの場合は、売店で「4D観る」ことを伝えなければなりません。
コロナシネマワールド4DX:売店
会場入りする前にロッカーがあり、手荷物などは一時預けれます。
ただし係員、テーブル、ビニール袋はありません。

売店で購入時に「4DX観る」伝えればビニール袋に入れてくれます。

ビニール袋だけで2通りのシステムがあったので気をつけてくださいね。

ポップコーン落下実験軍配は?

ではポップコーン落下実験開始です。

1、容器底にはポッコーンがない状態ではじめる。
2、ポッコーンは映画終えるまで食べない
3、周りのビニール袋はなるべく空間が保てるよう持つ
4、膝の上から移動させない、手は支える程度

以上のような条件で2施設のポップコーンこぼれるの?こぼれないの?開始です。

・TOHOシネマズ(MX4D)の場合

ポップコーンセット(塩味):680円(ドリンク付)
TOHOシネマズMX4D:ポップコーン
ビニール袋入れた状態です。
座席はこんな感じでした。
TOHOシネマズ:MX4D
映画が終えると。
映画館の外で撮影、やはりこぼれ落ちてます。
TOHOシネマズMX4D:ポップコーンがこぼれる
ビニール袋が必要という理由が判明。

・コロナシネマワールド(4DX)の場合

ポップコーンセット(塩味):800円(ドリンク付)
コロナシネマワールド4DX:ポッポーンセット
売店で「4DX」と伝え袋に入れてもらったあとの状態です。
四角の容器どうなるのでしょう?
座席はこんな感じでした。
コロナシネマワールド4DX:ポップコーンと座席
映画が終えると。
すごい!わずか2個でした。
コロナシネマワールド4DX:映画終了時のポップコーン
どうしてなのか。
両者を比較してみます。
まず、上から。
ポップコーン対決:TOHOシネマズとコロナシネマワールド
大きさではコロナシネマワールドの方が圧倒的に大きい。
値段も高いからでしょう。
横から。
ポッコーン対決:TOHOシネマズとコロナシネマワールド
どちらも山なりの形で映画終了したことがわかります。
容器の形がポップコーンこばさないのでしょうか。

実は両者を持つビニール袋にその謎を解くカギが隠されておりました。
ビニールの固さとフィット感です。

TOHOシネマズのビニール袋はやや固めです。
容器に対してもやや大きめです。
ビニール袋に容器を入れても余裕が少しあるため、MX4Dの揺れでポッコーンが落ちたと考えられます。

コロナシネマワールドのビニール袋はTOHO製よりやわらかいです。
四角錐台の形をした容器とビニール袋のフィット感があるため、外へこぼれにくいことが理由だと考えられます。

あとこの形がもたらす要因でしょうか?座席が左右、上下に揺れることでポップコーンが沈んでいたのです。
高く積み上げられた購入時のポップコーン、揺れによる動きで容器のすき間に移動したことも考えられます。
ポップコーン購入時画像。
コロナシネマワールド4DX:ポッポーンセット
映画終了時画像。
コロナシネマワールド4DX:映画終了時のポップコーン
あきらかに山なりではなくなっております。
食べてませんよ。
TOHOシネマズのポップコーンは購入時と映画終了後、変化はありませんでした。

結果、4D系映画を観る場合、ポップコーンこぼれにくいのはコロナシネマワールド、こぼれやすいのがTOHOシネマズでした。

どちらも映画はじまる前に少し食べておけば「こぼれない」ということになります。

ジュースはフタがキチンと閉じてあればこぼれる様子はありませんが、氷が解ける可能性もあるので少し飲んでおくことが必要です。

以上、ポップコーン落下実験でした。

味の違いは?

どちらも塩味で購入、食べ比べてみたのですが固さ、大きさなどどちらも「同じ味」でした。
コロナシネマワールドの方が黄色いポップコーンがありますが味は変わりません。
ポップコーンの色対決:4DXとMX4D
何か違いがあるはずと食べたのですが、私の舌ではどちらも「おいしい」という結果になります。



おわりに

どちらも映画観賞でデメリットを考えると別料金が高いことがあげられます。
また、途中でトイレに行きたいとなった場合、座席が動いているのですからその移動するタイミングが難しいところではないでしょうか。

4DXがアクション系、MX4Dがそれ以外の映画がシートの動きや館内装備考えると個人の考えですがお勧めです。

もっとこぼれるはずと思ったポップコーン実験もそんなには落ちませんでした。

実は家へ帰ってからが大変!この2つの容器に入ったポップコーンどうする?
夕食に食べましたが断念、家族に食べていただきました。

おでかけで4D系映画をポップコーン食べながら観る場合、補助情報になればと思います。

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