【高齢者運転の交通事故】おでかけ前に注意しておくこと!

お出かけ前に注意しておくこと
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群馬県林道を歩いていた親子3人が軽乗用車にはねられる事故が発生し、父親が死亡、8歳の息子が怪我をしました。

一緒に歩いていた妻は無事でした。

軽乗用車を運転していた女性69歳は、過失運転傷害の疑いで逮捕されています。
69歳運転者、親子はねる 父親死亡、男児けが 産経ニュースはこちら
また高齢者の事故か!と思う方は多いと思いますが、今後はおでかけ前に、事前に高齢者ドライバーについて理解しておくべきだと感じ調べてみようと思った次第です。

はじめに2017年(平成29年)の高齢者運転交通事故状況を理解してみようと思います。

高齢者運転交通事故状況

交通事故発生件数は10年前に比べ減少していますが、高齢者が運転による事故割合は年々増加傾向にあります。



平成29年高齢者運転事故発生状況
出典元データ:警視庁
棒グラフ:高齢者運転者(第一当事者)交通事故発生件数
折れ線グラフ:事故全体に占める高齢運転者の事故割合(パーセント)

高齢者運転事故の種類

安全不確認:37.2%
・交差点安全進行:18.1%
・前方不注意:13.0%
・動静不注意:6.3%
・ハンドル・ブレーキ操作不適:6.1%
・歩行者妨害:5.5%
・信号無視:2.4%
・その他:11.4%

では、一番多い”安全不確認”とはどういったものなのか?画像(事例)で理解できると思います。

前方を見ているようで見ているはず(安全不確認)になり事故の原因のようです。
徐行や一時停止したが、十分に安全確認をせず発見が遅れた場合、事故につながります。
高齢者の場合、体をひねる、首をひねる動作は苦手のようですから運転中の死角が増え安全不確認が多くなると思います。

高齢者ヒューマンファクター(人的要因)

ヒューマンファクターとは、ウィキペディアによれば、人間や組織・機械・設備等で構成されるシステムが、安全かつ経済的に動作・運用できるために考慮しなければならない人間側の要因のこととされています。

では人的要因側の事故発生原因を掲げてみます。
・発見の遅れ:83.5%
・判断の誤り等:9.6%
・操作上の誤り:6.8%
・調査不能:0.1%

すなわち注意力・集中力が低下、瞬間的な判断などが低下していることが原因のようです。

高齢者の運転者はどうしたらよいのか?

都市に住まいの方は免許を返納しバスなどで代替できると思いますが、地方で集落といった場所では車での移動が必要不可欠となっているはずなので、今後は国、地方自治体が何らかの方針を出さなければ、痛ましい事故は増え続くと思います。

警視庁でも普及啓発に取り組んでいます「安全運転サポート車」(略称:サポカー、サポカーS)へ乗り換えるのも一つの方法だと思います。(費用は発生します)

このサポカー、サポカーSは、運転者全体向けと高齢者運転者向けに区分けされています。

・セーフティー・サポートカー(サポカー)は、運転者全体向け(年齢問わず)
・サポカーS(ワイド、ベーシック+、ベーシック)は高齢者向け(推奨



サポカーSの詳細を掲げてみます。
サポカーSワイドの場合
・自動ブレーキ:対歩行者
・ペダルの踏み間違い装備、時加速抑制装置が装備(マニュアル車除く)
・車線逸脱警報装備(車線維持支援装置でも可)
・先進ライト装備(自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯または配光可変型前照灯をいう)

自動ブレーキが対歩行者であることが安全重視しているポイントだと思います。

サポカーSベーシック+の場合
・自動ブレーキ:対車両
・ペダルの踏み間違い装備、時加速抑制装置が装備(マニュアル車除く)

ベーシック+だと自動ブレーキが対車両であること、先進ライトは装備されていないことがわかります。

サポカーSベーシックの場合
・自動ブレーキ:対車両(低速:作動速度域が時速30Km/h以下のもの)
・ペダルの踏み間違い装備、時加速抑制装置が装備(マニュアル車除く)

ベーシックだと自動ブレーキも時速30Km/h以下で作動し、先進ライトも装備されていない。

サポートシステムの詳細
1、自動ブレーキ(対歩行者・対車両)
衝突の可能性がある場合、警報、衝突が高まった場合は自動ブレーキが作動します。
危険予測し衝突を回避、被害を軽減します。

2、ペダル踏み間違い時加速抑制装置
停止時、低速走行中に前方又は後方に車両や壁などがある場合の状況で、アクセルを踏み込んだ場合は急加速を防止するもの。
誤操作による急発進を防ぎます。

3、車両逸脱警報
車載カメラで車線からはみ出しそうになった場合は、警報します。
車線を検地しはみ出しを警報します。

4、先進ライト
自動切替型前照灯:対向車や前のクルマ(先行車)を検知して、ハイビームとロービームを自動に切り替えます。
自動防眩型前照灯:ハイビームの照射範囲を部分的に減光します。
配光可変型前照灯:前照灯の配光を制御し、夜間の視認性向上を目指すシステム、前照灯の照度分布を走行状況、カーブや登・降坂などの道路形状、ハンドル角などのドライバー操作に応じて自動的に制御するもの。

結局どれが一番安心安全なのか?サポカーSの安全ランキング
1位:ワイド
2位:ベーシック+
3位:ベーシック

高齢者が今後運転し続けるには費用はかかりますが、万が一に備えてサポカーSワイドへの考えも必要だと思います。
歩行者を見かけたら減速や一時停止をするなど、対応できるようなやさしい運転(安全な速度)ができれば必要ないかもしれません。

歩行者はどう対応したらよいのか

平成25年のデータによれば、交通事故での死者数は年々減少にある一方、65歳以上の高齢者が占める割合も多くなっていると発表されています。

高齢者がただ被害者になるだけでなく、加害者にもなるケースも増えていると警鐘しております。
この時点で、高齢化社会に進展中の日本ですが、交通事故対策には「高齢者本人だけでなく周囲にいる方々も注意が必要」と言われてます。

林道を歩いていた家族、高齢者が運転し起きた事故、このような道路ではどう対応が必要なのか?

1、反射材の活用(正午の事故だったので微妙)
2.明るい服装(林道では緑色が同色となり高齢者が見づらいかも)
3、歩行中、車音が聞いたら停止し車が通過するまで道路際で待機
4、道路では横並びで歩かない
5、右側通行
6、横断には左右を必ず確認(横断歩道があれば利用する)

今回の事故は、69歳の事故、70歳以上では運転免許更新の際に「高齢者講習」の受講が義務づけられています。
75歳以上になれば、高齢者講習の前に「講習予備検査(認知機能)」も義務づけられています。
ご覧の通り69歳では高齢者講習もしない年代です。
このような事故を再発しないためにも、高齢者講習の年齢引き下げも検討すべきかもしれません。

また「高齢者運転者標識(高齢運転者マーク)も表示も70歳以上のドライバーが運転する車に表示することができ、周囲の自動車運転者は、マークをつけた自動車に配慮することが義務づけられます。
こちらも69歳では表示していない状況下での事故ですから、表示できる年齢を下げてもよいのかもしれません。

高齢運転者標識を表示している場合、他の運転者には、保護義務があります。
この標識を掲示した車両に、幅寄せ・割り込みなどの行為を行った場合、「初心運転者等保護義務違反」に問われます。
・行政処分:1点(基礎処分)
・反則金:6,000円(普通自動車)

おでかけ前に注意しておくこと

以上、踏まえておでかけ前に注意しておくことは、何でしょう?
1、高速道路では、逆走する車両がある。
2、車道、歩道でもブレーキとアクセルを踏み間違えて衝突してくる車両がある。
3、歩行中の場合は、クルマの音が聞こえた場合立ち止まり通過するまで注意が必要。
4、横断している高齢者は急に戻る動作もする。
5、赤信号でも高齢者は横断する可能性がある。
6、駐車車両のすき間から急に飛び出す可能性がある。
7、高齢者の運転での右左折は、死角が多く巻き込まれる可能性がある。
8、高齢者運転の車両は、急停止、急ハンドル、方向指示器(ウインカー)も出さず曲がる可能性がある。
9、高齢者運転の一時停止は、車両が大きくはみだして停止する可能性がある。
10、信号機が青になると急加速する傾向がある。
11、現在はスマートフォンを使いながら運転している高齢者は少ないが、今後は増えつつあるはず。



おわりに
今後も増え続ける高齢者運転事故そしてあおり運転、どちらも気をつける必要があります。
あおり運転の場合は、左車線に停止しすれば(急いでる車:あおり運転)通過させ問題ないはずです。
お互い競い合うことは避ければ回避できます。

やはり問題なのは高齢者運転ドライバー、これだけ技術、性能が向上したサポカーS、どうしても環境下で車が必要な場合は、サポカーSに乗り換えも考えてよいのではないでしょうか。

あとドライブレコーダーは必須だと思います、あおり運転、高齢者の突然の行動を記録できるので、どのように事故が起きたのか必要だと思います。

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