二輪バイクとイノシシ衝突した事故現場の場所はこちら|通行車両とぶつかる事故が多いと注意を呼びかけている場所だった!予防策はあるのか?

バイクとイノシシの事故現場!予防策はあるのか?





2018年9月23日(日)、南伊豆町子浦の国道136号(マーガレットライン)をバイクで走行していた51歳の男性とイノシシが衝突する事故があり男性は転倒、胸を強く打ち搬送先の病院で亡くなりました。

現場は片側1車線で男性は友人と2人でツーリング中だった。
先頭を走っていた友人が通り過ぎた後、道路脇にいたイノシシが道路上に飛び出しバイクとぶつかった。

転倒した男性は事故直後、意識がありの様子で受け答えにも応じていたようですが、容体が急変したようです。

調べによると、伊豆半島では猪(いのしし)や鹿(しか)による獣害が拡大しており、通行車両とぶつかる事故も相次いでいるそうです。
しかも食べ物が増える秋には活動が活発にるといわれてます。

静岡新聞のニュースでも報道されました。


事故現場はこちらだと思います、現場周辺はイノシシや鹿の目撃情報多くある場所です。
バイクとイノシシの事故現場
画像元:Google Map
よく見てみると柵がない場所からイノシシが飛び出したようです。
これでは走っていたバイクや車なども衝突の危険性が高まるはずです。

イノシシや鹿が出没注意の標識はあったのか?
Googleストリートビューでは確認できませんでした。

全体的にどのような場所であったのか?
バイクとイノシシ事故現場
画像元:Google Map
民家も近くにあり山中ではないように思えます。

動物との接触事故予防策はあるのか?
欠けている部分に柵(フェンス)を設置するのも有効だと思います。
道路に動物標識を設置する。
野生動物の生活圏を切り開いた道路は、横断するケースが多いので注意が必要ともいわれてます。
オーストラリアでは、大型動物の衝突から車体とドライバーを守るためにカンガルーバンパーも装備して走っています。
道路などで遮断された獣道などでは、動物が通行できる専用道を作るのも野生動物保護に貢献できるとされています。
このような専用のけもの道をアニマル・パスとも呼ばれています。

相手は動物の為、どこに潜んでいてどこから飛び出すのか予測が難しい、夜間ではライトにより動物の目の光などで把握しなければならない。
山間部、峠など走行する場合は、景色を重視して走る場合が多くなりますが、常に野生動物が飛び出すかもと警戒しながら運転するのが一番有効な回避策のようです。
動物注意の標識があるところでは、特にスピードを落として慎重な運転が必要となるのです。



ロードキルとは
主に道路を走行中の自動車が動物、特に哺乳類を轢死(れきし)させてしまうことをいう。
轢死(れきし)とは、車両等の移動装置の通行に巻き込まれ、車輪などの下敷きになって死亡することである。 (引用元:ウィキペディア)

今回の事故では、動物(イノシシ)が死亡する事故ではなく運転手であるドライバー側が亡くなるケースであった。
北海道では、大型動物のエゾシカとの接触が多く、地域によっては動物が飛び出すおそれのある場所に「警戒標識」として掲げられ注意するよう促しています。
猿、タヌキ、鹿、きつね、熊、イノシシなど日本でも各地で標識が掲げられています。
このような標識がある場所は、衝突がありえるかもと危険予測しながら走行を心掛けなければなりません。

接触事故の多い動物は?
高速道路上でのデーターとなります。
データー元:NEXCO東日本2014年の総数19,800件

1位:タヌキ、43% 約8,600件
2位:鳥 類、29% 約5,700件(トビ、鳩、烏、キジ)
3位:犬・猫、08% 約1,600件
4位:その他、20% 約3,900件
高速道路上に動物が侵入することによってロードキルが発生しております。

車やバイクの修理に保険が適用されるのか?
動物の衝突事故の場合どうなるのでしょう。
法律上では、動物との衝突事故の場合は物損事故になるようです。
修理に関しては、保険で車両保険に入っていれば上限まで出るようです。
入っていなければもちろん自費となります。
警察を呼べば事故証明も可能です。

動物との接触事故「奈良県奈良市」だけは特別
奈良の鹿は天然記念物です。
万が一鹿をケガなどを負わせ逃げてしまうと罪になりますので注意ください。
文化財保護法違反となり、5年以下の懲役か30万円以下の罰金になります。

接触事故を起こしたら連絡します、思いがけない不慮の事故の場合は、法的に処罰されません。
奈良の鹿愛護会:0742-22-2388
奈良警察署:0742-20-0110(夜間や事故の場合)

おわりに
亡くなられた方の、ご冥福をお祈りします。
二輪事故の死亡は、頭部に次いで胸部・腹部が2位を占めるそうです。
バイクで動物が急な飛び出しは避けられませんが、やはりスピードを落とし慎重な運転が生死の分かれ目に繋がるのではないかと思います。
胸部プロテクターを着ていたのでしょうか、自衛は大切です。
亡くなられた方のためにも、標識やフェンスなど対策してほしい考えでおります。
横から追突してきたイノシシ、落石が真横から落ちてきたと同じような衝撃となるはずです。
道の開拓が原因ではないと思いますが。

今後もこのような事故があるはずです、私もバイク乗りなので高齢者ドライバーそして動物が道路を横切ることも危険予測しながらツーリングを楽しみたいと思いますが、今回の事故でより一層慎重な運転心掛けたい気持ちになった次第です。

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