円覚寺の紅葉【北鎌倉】見頃はいつ?混雑する時間帯と紅葉スポット~心の寺は本当だった

円覚寺の紅葉!見頃はいつ?混雑する時間帯!撮影スポット紹介





目次 Contents

JR北鎌倉駅東口より徒歩約2分とアクセスがよい「円覚寺(えんかくじ)」。

北鎌倉の玄関口とも言われており、紅葉シーズンはモミジとイチョウが紅葉し見頃は11月中旬~12月上旬とも言われております。

円覚寺の見頃はいつなのか?

一番大事なことだと思うのですが、情報収集はやはりツイッター、フェイスブックが有力でしょうか。

そして混雑する時間帯は?

せっかくの紅葉狩り、拝観料納めるまでの長蛇の列とくればできれば避けたい心境ではないでしょうか。

そしてどこを観ればよいのか?

もちろん、色づいていればそこへ人が集まり記念撮影しているので見落とすことはないと思いますが、人気の紅葉スポットをご紹介。

あと、散策している途中、心が癒された言葉を発見!心の寺と言われているのは本物でした。

地図を観ただけでは、はじめての方は戸惑うと思いますので、地図を利用しながら案内、また見頃の判断材料、混雑する時間帯、紅葉ポイント、癒された言葉などご紹介します。



円覚寺の地図

マップで見るとこうなります。

画像はすべてクリックすると拡大します
円覚寺:境内距離

地図を見ると長細いイメージとして理解していただければと思います。
そんなに歩くの?と思いますが、総門⇔黄梅院まで直線距離だと約400m、途中までは坂もなく問題ない距離ではないでしょうか。

いくつか建物もありますが風情を感じながら歩けるのも魅力的です。

紅葉ポイントはどこなの?とこの地図でみると戸惑うと思います。
地図と画像等で「紅葉」理解してゆきたいと思います。

円覚寺の紅葉ポイント

まずは超定番、総門前です。
円覚寺:地図

北鎌倉駅東口を出てそのまま進めば(赤矢印)すぐに総門が現れ色づく紅葉が周辺を飾り迎えてくれるので迷うことはないと思います。
駅から歩いて行くと。
円覚寺:総門前の紅葉
2019年11月24日の撮影です。
ここで記念写真する方が最も多い場所です、9:45くらいです。
列車が停止するたびに、人だかり(人混み)になり我先にと(風景単独撮影+風景と人物混ぜて)と撮影しております。

角度を変えると。
円覚寺:紅葉ポイント
左側のモミジあと数日くらいでしょうか、ご覧のように10時前では人混みもありましたが、数分待つだけでお好み撮影できる状況となります。
総門までの階段途中でも撮影するのがオススメです。
円覚寺:総門とモミジ
あと、総門から振り返り撮影するのもよいと思います。
もう少し色づくモミジがほしかったという気持ちです。
円覚寺:紅葉と総門
ここまでは、無料で撮影できます。
人気の撮影場所ですから拝観料おさめない観光もありかと思います。

総門をくぐり左側で拝観料を支払います、御祈祷受付場所でもあります。
300円/大人(高校生以上) 100円/小人(中学生・小学生)

並びにお守りなどの売店や御朱印受付所もあります。

はじめにしておきたいこと。

右側にも売店がありますが、トイレを済ませておくことになります。
他にもう一つ「選仏場」横にもありますが、ここは綺麗でした。

ベビーチェア付です。(男子トイレ)
円覚寺:売店横トイレ
清潔感が感じとれます。
円覚寺:売店横トイレ
あと、売店にも立ち寄ってください。
「お香」でしょうか、店内に広がり気持ちを落ち着かせてくれます。
ロッカーも完備されており大きい荷物を預けるには便利だと思います。
大:400円/回 小:200円/回
16:00まで利用可能です。

では、モミジポイント出発です。

少しだけ階段を上りますが、山門(三門)神奈川県の重要文化財です。
円覚寺:山門と紅葉地図
1785年江戸中期に建てられました。
小説家でもある夏目漱石さんの「門」の舞台になったとも言われてます。
円覚寺:山門と紅葉
周辺には唯一、ベンチが周囲にあり休憩ができます。
いくつかあるベンチにあわせてモミジがあります。
円覚寺:山門と紅葉とベンチ
ここでは色づきがまだ早いことがわかります。
モミジが紅葉になれば三門との撮影が楽しみなる場所です。
帰る際はここで少し休憩するのがよいのでは。

紅葉を楽しむ際、「仏殿」も参拝しておくと気持ちがまた落ち着くと思います。
円覚寺:仏殿とモミジ
皆さん中へ入っております。
仏殿(大光明宝殿)は、1964年(昭和39)に再建されます。
本尊は宝冠釈迦如来坐像、天井には「白龍の図」も描かれており爪3本が特徴。
仏殿前の樹「ビャクシン」も色づけはないが古木であるためでしょうか鎌倉市の天然記念物。
円覚寺:仏殿とビャクシンと紅葉

靴を脱いでスリッパに履き替える必要があります。
(ビャクシンは画像右の木です)

Googleストリートビューなので360℃見渡せます。

また少し寄り道となりましたが紅葉ポイントへ進みます。

選仏場(せんぶつじょう)周辺が紅葉ポイント

仏殿の左にあります。
円覚寺:選仏場と紅葉 撮影ポイント
かやぶき屋根とモミジが似合う選仏場です。
紅葉シーズンもオススメの撮影スポットです。
修行僧の坐禅道場、1699年(元禄十二年)建立。
円覚寺:選仏場とモミジ撮影スポット
このモミジは赤く染まり見頃でした。
多くの方が右方向、左方向と撮影されており人気がある場所です。
10:15ころ撮影したもの混雑は控えめです。
左手にはお手洗があります。

居士林(こじりん)も紅葉ポイント

選仏場、仏殿の脇に居士林があります、ここも紅葉ポイントです。
円覚寺:選仏場と紅葉 撮影ポイント
出家せず禅の修行者、一般向けに坐禅会が催される場所。
門が閉ざされておりこれ以上は進めませんが、見事な色合いです。
円覚寺:居士林 紅葉撮影スポット

また少し寄り道します。
「大方丈(おおほうじょう)」の庭園へ立ち寄りたい。
円覚寺:大方丈とビャクシン

講習会や座禅会などいろんな儀式で使用されております。
本来は住職の住まいの建物です。
庭園には鎌倉市の天然記念物「ビャクシンの木」もあり太さとねじり具合を見ていただきたいです。
円覚寺:大方丈とビャクシン
また、円覚寺を建立された無学祖元さまが植えられたとの伝説もあります。
庭園のほかに、この建物の裏には「心字池(しんじいけ」もあり椅子もあり眺めながら休憩するのもよいと思います。

再びモミジお勧めスポットへ戻ります。

妙香池(みょうこうち)も紅葉ポイント

円覚寺が建てられたときからある妙香池、運がよければ「亀さん」に出会えるかもしれません。
2000年(平成12年)に江戸時代初期の絵図に基づき「方丈庭園(ほうじょうていえん)」と一致させるよう復元。
情緒あふれる美しい風景です。
円覚寺:妙香池とモミジ
やはり撮影する方が多い場所です。
円覚寺:妙香池とモミジ
日差しも出てきて撮影にはちょうどよいタイミングでした。
円覚寺:妙香池とモミジと撮影スポット
この先から少し坂になります。
途中、「佛日庵(ぶつにちあん)」の庭先で抹茶をいただける休憩場所があります。
抹茶:500円/セット

34歳で亡くなった北条時宗さまの僧姿の像が安置されてり、拝観料(100円)を払うと、手向ける線香を一本頂けます。

正続院(しょうぞくいん)も紅葉ポイント

正続院は円覚寺で正式な修行道場として、修行僧が生活する場所です。
立ち入ることができませんが、この周辺も紅葉が見事、色づきはじめておりました。
円覚寺:正続院とモミジ
正続院です。
赤く色づく紅葉。
円覚寺:正続院とモミジ

まもなく最奥部「黄梅院(おうばいいん)」です。
手前には心が癒された言葉を発見!
円覚寺:季節のうた
少しアップにしてみます。
クリックすれば画像は拡大しますので参考に!
円覚寺:今月の詩
坂本真民全詩集第二巻「季節のうた」より

そういえば、ご朱印受付横にもあったのを思い出しました。
円覚寺:今月の詩
「今月の詩」として掲げられており、心の寺という意味がようやく納得できた気持ちになります。
紅葉を観に来たわけですが、心まで清めてくれるとは、感謝です。

観光する際は、御朱印わきにある詩、黄梅院にある詩を是非、読まれることおすすめです。
現地で読むと違いがでるのは何故?雰囲気があっているからでしょう。

円覚寺の管長さまより毎月「今月の詩」公表されております。
癒されるかもしれません。

黄梅院(おうばいいん)も紅葉ポイント

一番北北東に面しているのですが、紅葉の色づきはありません、これからのようです。
円覚寺:黄梅院とモミジ
総門から出発し約400m以上歩いてきたわけですが、あまり紅葉されていません。

円覚寺:黄梅院とモミジ
これからのようです。
モミジもあります。
円覚寺:黄梅院と紅葉
黄梅院は、鎌倉時代末期から室町時代初期にかけて活躍した夢窓国師(むそうそせき)さまの塔所。
紅葉にはまだ一番時間が必要な場所でしょうか。

以上が紅葉スポットの場所と心の寺という部分を触れた内容でした。

見頃はいつ?

総門前はある程度見頃でした、これだけの長い距離ですから、すべて一緒に紅葉になるわけではないことも判明。
どのあたりで「見頃」という判断になるのでしょうか。



円覚寺の紅葉見頃

見ごろの判断はやはりSNS系から入手するのがオススメです。

情報1円覚寺のツイッター(twitter)

紅葉に触れるコメントもあり判断材料になるはずです。

情報2円覚寺紅葉のフェイスブック(Facebook)

こちらでもレポートなどコメントが多く寄せられており活用できると思います。

情報3鎌倉観光公式ガイド(鎌倉市内の紅葉について)
紅葉時期に発表されています。

毎週の火曜日・金曜に更新しており、凡例や寺院ごとにモミジの紅葉、イチョウの黄葉など発信してくれてます。
私が円覚寺訪れた日、色づき状況比較。

11月24日:紅葉 色づき始め
11月26日:紅葉 一部見頃

一部見ごろのあとは「見頃」となりこれからが一番の紅葉シーズンだと考えられます。
落葉になれば「見頃すぎ」と表示されるので目安になるはずです。

活用されて休日と重なればと思います。

混雑する時間帯

2019年11月24日(日曜日) 9:40~11:10ごろまで滞在し観光した中で混雑する時間帯となります。

09時台:JR北鎌倉駅下車し総門前はやや混雑するも解消
10時台:御朱印数名程度並ぶ

11時台:11:09ごろ撮影、御朱印にはかなり並ぶ
円覚寺:御朱印の混雑具合
11時台:11:11ごろ撮影、拝観料入口(総門周辺)非常に並ぶ
円覚寺:拝観料の混雑風景
総門前の階段途中までは途切れることなく混雑しておりました。

電車が到着するのも重なる、この時間帯だと周辺の駐車場も満車となり混雑した状況でした。

考えると、1時間前の10:00ごろを目安に「御朱印」「紅葉観光」がよいのではないでしょうか。

並んでいる時間がもったいない、歩いて紅葉楽しんだほうが休日を上手に過ごせるのではないでしょうか。

紅葉シーズンは、早めの行動だと思います。



アクセス

寺院名:円覚寺(正式名称:瑞鹿山 円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)

所在地:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内409

本 尊:宝冠釈迦如来
創建年:弘安5年(1282年)

札 所:鎌倉観音霊場第三十三番
文化財: 舎利殿、梵鐘(国宝)絹本著色五百羅漢像33幅、絹本著色被帽地蔵菩薩像 他

問合わせ:0467-22-0478

拝観時間:8:00~16:30(12月~2月は16:00まで)
休 日:無休(台風や雪の場合は休みになることもあり)

拝観料金:大人300円(高校生以上) 小人100円(中学生・小学生)

注意事項:一脚や三脚は他の方に迷惑かけないように。

・電車の場合

最寄駅は「JR北鎌倉駅」です。JR横須賀線「東日本旅客鉄道(JR東日本)」
最寄駅の北鎌倉駅東口を出ます、そのまま徒歩で100mほど、約2分です。

・自動車の場合

直営の駐車場は無いので、近くの有料駐車場へ停めます。

・自転車やバイクの場合

北鎌倉サイクルパークへ停めれます。
ただし、バイクの場合は50CC以下です。

・バスの場合「江ノ電バス(江ノ電電鉄株式会社)」

公式サイト 江ノ電バス 大船駅東口交通広場⇒北鎌倉 時間・運賃

公式サイト 江ノ電バス 上大岡駅⇒北鎌倉 時間・運賃

おわりに

円覚寺の紅葉はこれから年末まででしょうか、見頃判断となる目安利用していただければと思います。
混雑する時間帯はやはりお昼ごろです。
紅葉スポットも多数あるのでお気に入りの1枚撮影目指してください。
心の寺としては本当だったと驚いております。

喫煙場所はありません、観光する所要時間は1時間くらいでしょうか。

拝観料の際にいただいたチケットの裏には「弁天茶屋」お飲み物100円引きと割引き券としても利用できます。
マップには「弁天堂」記載されております、「国宝 洪鐘(鐘楼)」横にあります。
140段以上は上らないと行けませんので覚悟必要です。
円覚寺:弁天茶屋と洪鐘
紅葉で歩き周ったあとに訪れる階段です。
甘さをもとめて行くか、その時にご判断ください。
天気がよくすんでいれば、丹沢や富士山が望める場所でもあります。
円覚寺:洪鐘と弁天茶屋
ベストな紅葉観光、役立てばと思います。

鎌倉紅葉観光

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