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駆け込み寺、縁切り寺としても知れ渡る神奈川県鎌倉市山之内に構える「東慶寺(とうけいじ)」。
11月末頃からモミジの紅葉、イチョウの黄葉を観光目的で訪れる方も多いはずです。
見頃はいつ?と誰もが知りたい情報ではないでしょうか。
四季を通じて東慶寺は花も楽しめますが、この11月下旬から12月下旬という期間はまさに「紅葉」一筋だと思うのです。
訪れて「まだ早かった」と残念にならないためにも、この情報ならおおむね間違いないように思えましたのでご紹介したい内容になります。
また、せっかく訪れたのですから撮影ポイント(見どころ)もしっかり理解して記念に残しておきたい内容も掲げたいと存じます。
東慶寺の紅葉見ごろの判断
2019年11月24日に訪れたのですが、紅葉の見頃は「まだ早い」という結果。
「まだ早いですよ」という情報もありながら半信半疑でチャレンジしました。
拝観料(200円/大人)、見頃の時期に行くのがベストではないでしょうか。
判断する情報は?
情報1つ目:東慶寺のフェイスブック(Facebook)
「水月堂から望む紅葉が色づき始めました」という情報もあり、これからが本番だと意味します。
ここでも紅葉情報は得られます。
情報2つ目:東慶寺のツイッター(twitter)
ツイッター情報は「花」が見頃という内容が多いですが、紅葉シーズンに入れば掲載されるはずです。
情報3つ目:鎌倉観光公式ガイド(鎌倉市内の紅葉について)
なんとこの情報、施設ごとに紅葉の色付きを掲載しており、おすすめです。
本当なのか?
試し、チャレンジした部分です。
ガイドによれば下記「凡例」で施設ごとに掲載されてます。
(画像をクリックするとすべて拡大されます)
(引用元:鎌倉観光公式ガイドより)
狙い目はやはり紅葉・黄葉の見頃という色表示になる手前からが観光の目安になると思います。
では、11月24日はどのように表現されていたのか?
こちらが11月24日時点での紅葉状況です。
東慶寺は上から2番目、「紅葉:青葉」「黄葉:青葉」となっております。
まだ「見頃」ではないという判断になります。
本当にと疑いつつチャレンジした結果、青葉だったのか撮影ポイントと一緒にご紹介します。
鎌倉市内の紅葉情報は、毎週火曜日と金曜日に更新されます、便利ですよ。
撮影ポイント
東慶寺へ観光行くなら「これぞ撮影ポイント(見どころ)」という場所ご紹介となります。
花の撮影は季節ごとにわかれておりますが、紅葉を撮影する場所はある程度決まっております。
青葉なのか含めて画像で見てみます。
2015年12月4日撮影したものと比較してみます。
↑プロの方が撮影すると紅葉のきれいさ、別の感動をあたえてくれます。
ではこの撮影ポイントどこでしょう?上下画像を比較してください。
このあたりから撮影された場所になります。
鎌倉観光公式ガイド案内でも「青葉」という表示は当たりでした。
まだ紅葉時期ではないことが判明します。
どこで撮影したのか気になります。
本殿前の門前、↓赤い矢印に向けて撮影すれば、きれいな紅葉が撮影できることになるはずです。
ただし、人物を入れての撮影は難しい撮影となります。
↓人物を入れた撮影となると。
これではまだ近づきすぎなので少し下がります。
2016年11月28日の画像です、きれいですね。
【鎌倉市内の紅葉情報】11月28日(月)現在
https://t.co/PZYO1eODHl
※写真は11/28(月)に撮影した東慶寺の様子です。 pic.twitter.com/GksKTmXb2H— 鎌倉市観光協会 (@kamakura_kyokai) November 28, 2016
これくらい下がるといかがでしょう。
これなら人物も入り撮影も可能ではないでしょうか。
奥に観えているカエデと混ぜて撮影するのが一番のポイントのようです。
別の角度からです。
本堂に入ったところからです。
モミジと本堂の撮影も色が問題となり、これからが本番です。
本堂から振り返り、モミジを撮影するのもオススメです。
大イチョウも撮影ポイントだと思います。
2018年11月27日では↓まだ色づきはじめです。
今回の撮影では。
大イチョウはこれからが紅葉だと。
鎌倉観光公式ガイドの情報はまたも当たっていたことになります。
2018年12月5日だと。
北鎌倉にある東慶寺。紅葉も黄葉も見頃です。特に境内の墓苑奥がきれいです。12月5日撮影。 pic.twitter.com/wbuNVLhLiy
— 鎌倉市観光課 (@kamakura_kankou) December 5, 2018
大イチョウと撮影が多いポイントです。
ここからの撮影が多いようです。
この建物「松岡宝蔵」先は「墓苑」となり今以上ひっそり感ありますが、先に進むことお勧めになります。
↓2018年11月30日のもの。
今回撮影したもの。
色づきは数箇所だけですが、しっかりと色づいたのもあります。
少し坂がありますが、紅葉シーズンは奥まで進み紅葉を楽しめると思います。
お帰りの再は、山門横にあるモミジを撮影します。
↓2018年11月29日のもの。
色づくモミジを撮影するのはここもベストアングルです。
もう少しでしょうか。
かやぶき仕立ての山門とモミジのコラボはベストだと思います。
これから楽しみな撮影場所。
驚いたことに、本堂の窓ガラスから反射を利用した撮影です。
本堂前の門わきにあるモミジが好評については先ほど触れました。
この↓画像をみてください。
わかります?
モミジが反射して写っています。
色づきはじめたら、このコラボ楽しみだと思いませんか。
まだ誰も撮影していないような気がします。
撮影ポイントすべてを図で示すとこうなります。
丸で囲んだ部分が、紅葉での撮影ポイントだと思います。
花については小さいお花が咲いており別の楽しみ方になると思いますが、紅葉シーズンの東慶寺はここが撮影ポイントだと思います。
無料の撮影ポイント
拝観料を支払いたくない方向けの撮影ポイントです。
2016年11月24日では、紅葉と雪のコラボです。
奥に観えるのが「山門」です、ここで拝観料を納めますが、この階段までは無料で撮影できます。
東慶寺参道
紅葉と雪の滅多に観られない景色????☃️#北鎌倉 #東慶寺 pic.twitter.com/ZxOafsvN4a
— 北鎌倉セレクト雑貨 GM..ジーエムツー (@gm2shop) November 24, 2016
撮影してみると。
まだまだ紅葉には早いという観光日でしたが、紅葉がもっと色づけば撮影ポイントです、お試しいかがでしょう。
地図で表示します。
ここでの撮影も「無料」ですから撮影試すのもよいかもしれません。
東慶寺の楽しみ方
少し自論になります。
まず鐘楼(しゅうろう)です。
鐘は除夜の鐘(大晦日)しか鐘をつくことはできませんが、天井を観て下さい。
よく観ると「龍」おります。
意外な発見です。
皆さん通り過ぎてますが、立ち止まり上を見るのも楽しみだと思います。
除夜の鐘:12月31日 23:15開門
志納料:100円
108回が基本ですが、並んだ参拝者分だけつくことができます。
楽しみ方2つ目:水月堂
柵があり立ち入り禁止でした。
本堂奥の水月堂には水月観音さまが祀られております、ただし予約が必要でした。
(公式パンフレットより)
毎日9:30から、14:30から参拝できます。
電話で予約します。
電話:0467-22-1663
撮影は禁止のようです。
楽しみ方3つ目:苔
落ち葉が多くなる季節、夏であれば問題ないはずなのに、11月下旬ともなると毎日落ち葉が目立ちます。
一生懸命にブロアー清掃されており、苔も蘇ります。
場所は墓苑周辺になりますが、見事な苔具合を観るのも楽しみとなるはずです。
楽しみ方3つ目:休憩場所
休憩する場所がここにはない?見当たらない?。
墓苑前にありました。
こちらです。
木の切り株を切った椅子です。
雨上がりだったので座れませんでした。
楽しみ方4つ目:手押し井戸ポンプ
手押し式の井戸ポンプ、ギーコギーコと動かし水の冷たさを感じてほしい。
休憩所前にあります。
小さいお子さまには初挑戦ではないでしょうか?
あれ~?不思議どうして水がでるの?
楽しめると思います。
楽しみ方5つ目:咲いてる実をつけてるお花を探す
駆け込み寺、縁切り寺としては1902年(昭和35年)に尼寺としての歴史は終えましたが、花寺としては継続したままです。
年間通して四季折々の花が咲くので、散策しながら紅葉ポイントへがおすすめとなります。
高いところ低いところにもあるので、探す価値はあり楽しめます。
つぼみもあります。
拝観料を払い、無料で散策、参拝できるのは。
・鐘楼
・本堂
・墓苑
他の場所は「関係者以外立入禁止」「写経会場」「展覧会場」だったりと少し料金が発生してしまいます。
紅葉とお花を観る、静けさを感じる、心を落ち着かせる場所として訪れるのはよいと思いますが制限された場所もあるのでご注意ください。
喫煙場所・トイレ・自販機
喫煙場所を探しましたが、ありません。
お手洗も探しましたが、「書院」周辺にあると思いますが、「関係者以外立入禁止」でした。
Googleマップでも表示されていますが、見つかりませんでした。
山門横にトイレとあります。
山門横は「書院」そして立入禁止看板。
このあたりがトイレですが見当たりまあせんでした。
北鎌倉駅(横須賀線)の駅トイレ又は県道21号沿いにある公衆便所(北鎌倉駅そば)ですませてから観光されたほうがよいかもしれません。
自動販売機もないようです。
県道沿いにもないようです、東慶寺の観光だけでなく個々に500mlは持参していたほうがよいと思います。
注意事項
あと、境内は三脚を使用しての撮影はできません。
毎年7月1日は施餓鬼法要のため、一般拝観はできません。
アクセス
寺院名:東慶寺(正式名:松岡山 東慶総持禅寺)
所在地:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1367
本尊:釈迦如来
別称:縁切寺、駆込寺、駆入寺
札所:鎌倉三十三観音32番
文化財:木造聖観音立像・初音蒔絵火取母・葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱 他
問合わせ:0467-22-1663
拝観時間:8:30~16:30(10月~3月は16:00まで)
拝観料:200円/大人 100円/小学生・中学生
駐車場:なし(近隣の有料駐車場)
最寄駅:北鎌倉駅 JR横須賀線「東日本旅客鉄道(JR東日本)」
・バスの場合
北鎌倉駅周辺のバス停「円覚寺バス駐車場」から乗車した場合、次の停車駅「明月院」となり途中で下車できないためお勧めできません。
・電車の場合
最寄駅の北鎌倉駅西口を出ます、徒歩で220m、約3分です。
・自動車の場合
駐車場が無いので、近くの有料駐車場に停めます。
・バイク・自転車の場合
自転車と50cc以下であれば原付スクーターが停められます。
北鎌倉サイクルパーク。
50CC以上125cc未満、自動二輪の大型バイクは停められません。
おわりに
東慶寺の紅葉だけに絞り見頃を判別できる内容、撮影ポイントや楽しみ方のご紹介でした。
もっと奥深い寺院です。
紅葉だけの内容になりましたが、この時期の撮影は一押しで観光も年末まではと思います。
季節が変わり、おじさいや花菖蒲の時期など見頃などお伝えできればと思います。
四季を通じて寺院めぐり、まずは紅葉でした。
このモミジ!と大イチョウの樹ご理解できたと思います、ここが紅葉時期メインですしお勧めです。
鎌倉紅葉観光
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