トンネルの駅・神楽酒造【宮崎県】くさいけど高千穂観光するならオススメの休憩場所悲しい歴史含めまるごと紹介!車椅子も利用できる施設
目次 Contents
宮崎県の高千穂観光エリアには、珍しいそして有名な道の駅?トンネルの駅として慕われ休憩場所としてお土産・トイレ休憩にぴったりの建物が国道325号線沿いにあります。
宮崎県延岡市からも車の場合、距離(約48KM) 所要時間(約50分)
延岡市側からの場合、高千穂神社や天岩戸神社、高千穂観光した後に立ち寄りたい休憩場所です。
また、阿蘇方面からの場合は高千穂周辺観光に行く前にトンネルの駅があるので、トイレ(WC)休憩に利用するのも便利です。
熊本県、大分県、鹿児島県方面からも、高千穂観光目的なら立ち寄り、他の道の駅とは違う醍醐味を味わえるオススメの場所となります。
位置関係は、この場所(赤アイコン)に「トンネルの駅(神楽酒造)」位置してます。
「画像が暗い場合は(拡大地図を表示)タップしてください」
この周辺には、高千穂峡(貸しボート・真名井の滝・玉垂の滝)、高千穂神社、天岩戸神社、天安河原と目玉の観光場所が盛りだくさんです。
では?どうしてトンネルの駅(道の駅風)がこれだけ有名かつ話題になったのでしょう?
私の感想ですが、訪れて有名観光スポットとなった理由は、ズバリ!「臭いから!」です。
臭いといっても誤解しないで下さい、人間のもつ臭覚でも一番嫌な臭さではなく、初めての嗅ぐ香りだからと思うのです。
私の判断ですが、よい匂い、よい香りですと思う方は少ないと思うからです。
このトンネルの駅!興味わきませんか?
臭いと道の駅として有名で観光には愛されている「トンネルの駅」ご紹介したいと思います。
トンネルの駅の場所
大雑把に地図掲げましたが、もう少し国道325号線からの入口をご紹介します。
Googleストリートビューから紹介ですが、気になる部分発見しました。
高千穂から阿蘇方面へ行く場合、右側が入口です。
「画像が暗い場合は(Googleマップで見る)タップしてください」
右に赤い列車がある手前が「トンネルの駅」入口で駐車場があります。
注意したいのが、Googleでは2018年5月の情報!赤い列車でしたが、訪れた2019年9月5日では、「青い?水色列車」になっていました。
↓こちらが↓が入口にある列車の色!Googleで道路からご紹介したかったのですが、まさか色が違うとは塗り替えたようですね。(2019年9月現在)
(タップすると画像は拡大します)
列車の色は水色(スカイブルー)!入口は間違えないように、ご注意ください。
二両編成でどか~んと道路沿いにあるので、目立ちますよ。
では阿蘇方面からの場合は、同じくGoogleストリートビューでご紹介します。
「画像が暗い場合は(Googleマップで見る)タップしてください」
左側に黒い列車!「SL(蒸気機関車)」です、凄いインパクトあります、目立ちます。
運転中、カーブと直進道路と周囲は緑の景色だった表情とはいっぺんし「ここがトンネルの駅」と象徴してます。
先ほども言いましたが、赤い列車ではなく、水色(スカイブルー)の列車に塗り替えた先に入口があるので左折します。
上からも駐車場や建物の位置関係も確認します。
列車があり入口です。
駐車場に停めたらまず、トイレでしょうか?
トンネル駅内トイレ
トイレは建物が3つありますが、三角屋根がある一番奥側にあります。
(タップすると画像が拡大します)
この画像は入口からの撮影です、トイレは一番奥の三角屋根の店内にあります。
トイレ内は超清潔であり、綺麗でした。
男子トイレですがまず、見て下さい。
どうです?黄ばみなど一切ありません。
また、手洗い、便座など文句なしの数です。
これなら大勢の方がいても安心です。
では、車椅子の方用に障がい者用トイレ、多目的トイレはあるのでしょうか?
男子トイレ前の入口にありました。
ちゃんと多目的トイレと表示されています。
建物入口からも階段はなく、駐車場から店舗入口は少しだけスロープありますが、トイレまで問題なく移動できるはずなので、やさしいトンネルの駅!です。
トイレもすませたことですし、臭う場所へと移動します。
トンネル駅 トンネル貯蔵庫
入口では、記念に観光撮影できるよう工夫されています。
ここまでくると、確かに臭います、場所はトイレの建物がある横です。
撮影した場所は駐車場になっているので、事故しないように撮影しました。
よ~く観ると列車が通るトンネルの形していませんか?
実は悲しい歴史が存在していました。
旧国鉄時代にさかのぼります。
九州横断鉄道(宮崎県高千穂町~熊本県高森町)を計画、このトンネル完成、この先も工事着工するも、工事中に水(湧出水)が多量に出たことでこの鉄道計画は断念という結果になったそうです、列車は一度も走らせることはなかった。
1974年(昭和49年)の出来事。
トンネルは完成したのですが、列車は通らずということで高千穂町がトンネル内の温度、湿度の条件がお酒の「焼酎(しょうちゅう)」貯蔵に適していることが判明し、2000年(平成12年)より焼酎の貯蔵庫として再利用が開始され、地域活性化を目指し「高千穂観光物産館(トンネルの駅)」が完成し運営開始となりました。
発想がすばらしい。
だから道路沿いに蒸気機関車や列車が並んでいて、本当はこのトンネル走る予定だったのですよ~と忘れないでくださいね~という感じ伝わります。
トンネルの駅は、列車を象徴したサービスエリアだったと感じますね。
そう!くさい原因は焼酎だった?なぜこんなに臭うの?
トンネル貯蔵庫内を見学してみます、トンネルの駅と貯蔵庫ももちろん無料!(タダ)です。
(タップすると画像が拡大します)
入口入った所です、くさい、臭いが増しますが、驚きもあり一歩また一歩と進んでしまいます。
そうなんです、このトンネルどこまであるの?と先へ進んでしまう、また樽の大きさやトンネルの造りなど見れば見るほど先に進みます。
臭いも少しづつ慣れてきますよ、臭いに負けるか、この先はどうなっている?という矛盾した見学になるはずです。
まだまだ先が見えません。
(タップすると画像が拡大します)
臭いの原因は、焼酎樽の木肌から蒸発するのが匂いの原因だそうです。
原酒をじっくり寝かせ熟成させているため。
ここまでくると、臭いから匂い?やや慣れてきます、もちろん個人差あるので無理しない程度に見学すればよいと思います。
焼酎樽の中身:麦焼酎、そば焼酎など
確かに中に入ると9月の蒸し暑い時期でしたが、涼しさを感じます、冬では暖かさを感じるそうです。
トンネル長さ:1,115m
温度:年間17℃
湿度:年間70%
樽の貯蔵数:約1,300本
トンネルの一番奥までは約1.1KMですから約15分とすると往復30分!時間に余裕がある方はチャレンジ?
ほとんどの人は50~100mくらいで戻っていました。
物産館・お土産屋さんの一角には、この貯蔵された焼酎の試飲コーナー(無料)が設けられています。
物産館にて試飲できる
物産館・お土産屋さんに試飲できる無料コーナーがあります。
この試飲できる場所はトイレに近いお土産コーナー中央に位置してます。
表と裏側2ヶ所に設けられているので、混雑しないよう工夫もされておりました。
では、2ヶ所中央にある試飲コーナーの中身は一緒なのか?
一緒ではなかったです、種類別で配置されてり計6杯ですか、自ら行うセルフサービス方式ですが全て試飲(無料)です。
もちろん、本日はここから車の運転できません。
ポスターなどに飲酒運転しないように!貼られています。(飲んだら乗るな!)
好みの焼酎があれば購入できます。
お酒のあとは、喫煙でしょうか?喫煙できるの?
喫煙場所
トンネルの駅には、2ヶ所喫煙場所(タバコ)、灰皿が設置されていました。
トンネル貯蔵庫前にベンチもあり、喫煙できます。
(タップすると画像が拡大します)
もう一つがこちら。
物産館・お土産屋さんか少し離れますが、列車がある横にあります。
(タップすると画像が拡大します)
おまけ情報としては、この右にある列車、乗れます。
中で喫煙はできませんが、空調が効いており(夏:冷房)ひんやりしており、ここから眺めるのもオススメですし、休憩には一押しです。
冬場や寒い時期になれば、暖房になると思います。
「画像が暗い場合は(Googleマップで見る)タップしてください」
この列車と喫煙場所横には、飲食できる食事処もあるようですが、訪れた日はお休みでした。
お土産店は、トイレのある建物、食事はこちらとわかれているようです。
トンネルの駅の見どころ
・実際のトンネルで造られ貯蔵されている焼酎貯蔵庫の無料見学
・貯蔵した焼酎の試飲(無料)
・酒類の販売
・高千穂町のお土産品
・宮崎県のお土産品
・記念撮影
ただ、野菜は販売していないようです。
記念撮影ポイント
トンネルの駅内には記念撮影するポイント2ヶ所、私のオススメ1ヶ所、計3ヵ所があります。
一つ目は先ほどもご紹介した、「トンネル貯蔵庫前」です。
(タップすると画像が拡大します)
ここが一番訪れた、観光したという印象が残る撮影ポイントでしょうか。
2つ目は、「天孫降臨の滝」高さ18mの滝のある場所です。
(タップすると画像が拡大します)
鉄道計画は断念という原因の水ですが、ここでは水の大切さを感じる記念撮影場所だと思います。
日付や撮影用の段差も設けてあるので、記念によいかもしれません。
最後に独自に撮影場所だと感じた箇所です。
(タップすると画像が拡大します)
列車があり右横には「トンネルの駅」の看板、ここに立ち記念撮影!いかがでしょうか。
ただ、気をつけていただきたいことがあります。
道路から入る出入り口なので、急に車が入庫することです、撮影する方は自動車側から見れば、列車の死角に入ります。
撮影する方も、カメラに夢中になり周囲を見渡すことができず事故につながることになる可能性があるからです。
注意してください。
トンネルの駅基本情報とアクセス
名 称:トンネルの駅(神楽酒造株式会社)
所在地:〒882-1412 宮崎県西臼杵郡高千穂町下野2221-2
営 業:午前9時~午後5時30分
定休日:第1水曜日(祝祭日の場合は第2水曜日)
電 話:0982-73-4050(問い合わせ先)
「お知らせ」欄で定休日の日付を確認することができます。
高千穂神社から約4KM車で約7分の距離になります。
天岩戸神社から約8.9KM車で約14分の距離になります。
蒸気機関車と列車が目印なので、目立ちわかりやすいと思います。
おわりに
高千穂観光に来たなら、立ち寄りたい休憩場所!「トンネルの駅」です。
くさかったけど、高千穂観光するならまた観光し休憩したい場所です。
こんな悲しい歴史もあったとは、普通の道の駅とはレベルが違いますね、現実の出来事から発想を変えての観光スポット!早変わりとは知恵には驚かされました。
独特のにおい、是非初めての方はチャレンジ!です。
焼酎多数の種類があり限定品(くろうま焼酎)も販売されていましたよ。
自然のパワースポットを観光する目的で、高千穂周辺を散策するわけですが、このトンネルの駅は人が造り上げた焼酎、熟成させた匂いもまたパワースポットでもあるとも訪れて感じました。
あと、車椅子の方には多目的トイレ完備、ベビーカー、杖の方でも問題なく休憩できるのもオススメ理由の一つになります。
参考にしていただければと思います。
熊本県側の九州横断鉄道断念!(熊本県側)「高森湧水トンネル公園」観光はこちらです。
高森湧水トンネル公園【熊本県】見どころや一望できる場所と水質結果は?注意したいことや悲しい歴史含め紹介!車椅子観光は可能?
宮崎県高千穂エリア関係観光はこちらです。
・天岩戸神社東本宮(あまのいわとじんじゃひがしほんぐう)【宮崎県】無料駐車場情報と観光!見所と注意することや車椅子やベービーカー・杖使用で参拝できる?
・天岩戸神社西本宮(あまのいわとじんじゃにしほんぐう)【宮崎県】見逃したくないオススメ観光1つ!車椅子やベービーカー・杖使用で参拝できるの?
・天安河原(あまのやすがわら)【宮崎県】見どころと徒歩ルートで気をつけること!車椅子やベービーカー・杖使用で参拝できるの?
・高千穂神社(たかちほじんじゃ)宮崎県高千穂郷では八十八社総社の見所!参拝順路とバリヤフリールート比較(車椅子・ベビーカー)参拝できるのか?
・真名井の滝(まないのたき)は絶景!高千穂峡の目玉であり秘境【宮崎県】混雑や渋滞は回避はできる?杖やベビーカー車椅子は大丈夫なのか?
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。