浄智寺の紅葉【北鎌倉】見頃情報とオススメは棟門と客殿の眺め「角窓」バリアフリーで無料駐車場もあり便利

浄智寺の紅葉!見頃情報!客殿からの眺め!角窓(かくまど)





目次 Contents

鎌倉五山の第四位、浄智寺(じょうちじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院です。

特徴的なのは太鼓橋横から石段(参道)を上がる方法と、わきには車道があり途中まで車で行き駐車場に停めることができることと、駐車場には多目的トイレも備わっており、坂道(車道)ですが車椅子の方も楽しめる参拝できるバリアフリー観光が特徴的です。

もちろん紅葉時期は見所となる「棟門(むねもん)」とモミジ「客殿からの眺め」が印象に残ります。

穴場とも思える静けさもあり、紅葉シーズンは独占できる環境かもしれません。

交通面も北鎌倉駅西口より約450m、徒歩約6分という便利な場所に位置してます。

浄智寺の紅葉、見頃情報とオススメスポットなど含めて紅葉シーズンをご紹介したいと思います。



浄智寺の見頃情報

浄智寺の紅葉見頃を知るにはやはりSNS等より情報が頼りになるはずです。

検索1浄智寺 紅葉ツイッター(twitter)

最新情報はあまり掲載されていないようですが、掲載された月日でイメージできると思います。
紅葉は見事なのに穴場だから?

検索2浄智寺 紅葉フェイスブック(facebook)

更新されております、紅葉情報はこちらからの方が入手しやすいかも。

検索3鎌倉観光公式ガイド(鎌倉市内紅葉情報)

毎週の火曜日と金曜日に更新される信用性あるサイトです。

色づきアイコンやコメントもあり見やすい。

「一部見頃」⇒「見頃」このタイミングがベストな時ですから情報見逃さないようにしたいです。
落葉についても掲載されているので観光にはオススメとなります。

ちなみに浄智寺の情報内容では。

11月24日:紅葉 色づき始め 黄葉 青葉(11月22日更新され訪れた日)
11月26日:紅葉 一部見頃000黄葉 青葉
11月29日:紅葉一部見頃0000黄葉 青葉

このように更新してくれてます。

浄智寺の見所

県道21号を曲がり約50mほど進めば太鼓橋と山門(さんもん)が迎えてくれております。
石段は鎌倉石なので苔とあわせて進みたい。

すべての画像やマップ地図はクリックすると拡大します
浄智寺:山門 惣門
太鼓橋は渡れませんが、右側に通路あります、左側は車道で先に行けば広い駐車場があります。

県道に近いのに車の騒音がなく、自然を感じとれる空間となります。

↓山門には「寶所在近(ほうしょざいきん)」と書かれた額があり、「宝物は近くにある」という禅の言葉。
パンフレットの表紙にもなっているので撮影スポットオススメです。

浄智寺:惣門

↓拝観受付をすませれば、正面に「鐘楼門(しょうろうもん)」があり順路です。

二階の部分には銅製の鐘が掛かっており鎌倉市内では浄智寺だけです。

浄智寺:山門(鐘楼門)

「山居幽勝(さんきょゆうしょう)」と書かれた額がありますが、「この場所は綺麗だ」とか「山の住まいはいいところだ」という意味だそうです。

この階段バリアフリーでないのが残念なところ。
もちろん遠回りすれば真下まで可能です。

↓先に進むと本堂(仏殿)、「曇華殿(どんげでん)」の額を掲げており、三体の仏像が祀られおりお寺の中心となる仏さま、ご本尊です。
浄智寺:本堂
右側:弥勒如来(みろくにょらい)みろくさま
中央:釈迦如来(しゃかにょらい)おしゃかさま
左側:阿弥陀如来(あみだにょらい)あみださま

過去・現在・未来を象徴する三如来、三世仏というお寺は、なかなかありません。

ちなみにお参り方法は、静に手をあわせて一礼します。

曇華殿の意味は、三千年に一度だけ咲く伝説の花だそうです。

撮影を忘れましたが本堂の裏には、「観音菩薩立像(かんのんぼさつりゅうぞう)」が祀られております。
浄智寺:観音菩薩立像
この看板の右側に祭られております。

建物の紹介ばかりでしたが、ようやく紅葉スポットです。
本堂裏側へ周れば、かやぶき屋根の書院とモミジが調和し撮影するにはよいアングルだと思います。
ご覧のように11月24日時点では、モミジはやや色づき始めたばかりでした。

別の角度からだと。
浄智寺:紅葉と書院
モミジはまだ青葉残念です、紅葉シーズンの見頃情報がいかに大事か痛感した場面です。

参道を道なり進むと、花もさいており竹林まで出現します。
浄智寺:モミジと竹林
左側に大きなモミジ!ですが紅葉してません。ガクッ
グルリと1周する順路になっており「井戸」があります。
沸かさないと飲めませんが、少し形が変わった手押し式です。
浄智寺:手押し式井戸ポンプと紅葉
長い柄の部分を倒すとなるほど理解できます、油圧式のような軽い動作で水汲みができます。
試してもよいかもしれませんよ。

次に「やぐら」神様をまつってある祠(ほこら)、「かんのんさま」があります。
昔、横穴は住まいとして、地位の高い人のお墓になったりしてたそうです。
浄智寺:やぐら
大正・昭和初期までは薪や木炭など収納場所に利用され、今はお地蔵さまが祀られております。
かんのんさまです、天井や壁に削り跡もあり、山を掘った姿をイメージしてしまいます。
浄智寺:かんのんさま

順路に従うと「布袋尊(ほていさん)はトンネル先にある」と書かれております。
浄智寺:布袋尊前のトンネル
車椅子の利用はトンネル内も階段があり難しいです。
(ここもバリアフリーではない)
布袋尊まではもう一つルートがありますが階段でした。

浄智寺:布袋尊
お腹をさすると「元気をもらえる」そうです。
確かにお腹だけが濃い色してます。

布袋尊さまの右手「指差してます」山門と同じ意味で「宝物は近くにある」という禅の言葉になります。
探し物は近くにある、目の前にあるのに気づかないという意味でしょうか。

階段で下りる途中、見事な紅葉が迎えてくれてます。
浄智寺:紅葉

茶室と紅葉を撮影される方もおりました。
浄智寺:茶室と紅葉
ようやく順路に従い「棟門」が見えてきたので紅葉観光しながらのお参りを終えようとしております。
浄智寺:棟門とモミジ
結局、どのようにして歩いたのか簡単ですがこのようなお参りでした。
浄智寺:観光散策ルート地図
(引用元:Googleマップ)

お参りしながらの見どころでした。
オススメの紅葉スポットをこれからご紹介します。



紅葉スポット

・1つ目
オッと驚いたのは、書院(客殿)からの眺めです。
明月院の「丸窓」、浄智寺は「角窓」でしょうか、そんな印象を受けます。
(角窓:正式名称わからず勝手に名づけてます)

浄智寺の書院、1924年(大正13年)の造りから眺める「かくまど」。
浄智寺:書院からの眺め
なるほどとうなずけます。
一方、明月院からの丸窓です↓。
明月院:本堂横にある丸窓
あれ~?似ているようでまた楽しくなりました。
浄智寺の角窓を少しアップしてみます。
浄智寺:角窓 書院からの眺め 紅葉
モミジが右側に、左には灯篭、そして木の枝ぶり見事です。
部屋の明かりは点いておりませんでしたが、モミジが紅色になれば「美しい光景」になるのではないでしょうか。

注意点としては、日差しが邪魔をするかもしれません。
明月院の場合は南から眺める方向ですが、浄智寺の場合は北東から眺めるような位置になっており昼ごろまでならよいのですが、夕方にかけて西日がさし、撮影しづらいかもしれないということ。

試しておりませんので「それもまたキレイ」という表現になるのかわからない状況です。
午前~お昼過ぎまでは撮影しやすいと思います。

12月になれば見頃になってゆくと思います。
角窓からの眺め紅葉シーズンはオススメです。

地図だと。
浄智寺:書院からの眺めマップ
矢印の先が庭園です。
ちょうど「ご朱印」いただける通路上に「浄智寺の角窓」があります。

・2つ目

お茶室とモミジと山肌です。
うまく撮れませんでしたが、こちらもオススメです。
浄智寺:お茶室とモミジと山肌
周辺はいろんな角度から撮影できるのでお気に入り撮影できると思います。
場所は書院そばにあります。
浄智寺:角窓とお茶室
最後に棟門です。

・3つ目

「棟門」とモミジ、これもまた美しい、他の方も紅葉シーズンに撮影していました。

見事ですね。
私の場合だと、赤く染まるモミジは早かった。(↑↓比較)
浄智寺:棟門とモミジ 紅葉
でも撮影方向さえ知っておけば、観光されてもお参りされても便利です。
撮影場所は。
浄智寺:棟門とモミジ撮影マップ
固まっていることがわかります。
つまり紅葉シーズンは、順路で行くのではなく出口方面から進むのが近道になります。
左の建物が鐘楼門順路です、正面階段があるのが棟門、出口側です。

浄智寺:出口 鐘楼門と棟門と拝観入口
出口側に紅葉時期はモミジやオススメスポット3ヶ所が固まっていたのです。
参考にしてみてください。



バリアフリーなのか

駐車場を確認してみます、ここから出発。
浄智寺:駐車場
舗装されておりませんが広いです。
駐車場横には公衆トイレあります。
お手洗は他に書院内にもありますが、障がい者用トイレまで確認しておりません。

ここは障がい者用も完備しております。
作りたてなのかとてもキレイでした、ここですませてからお参りしたほうがよいと思います。
浄智寺:公衆トイレ
飲料用の自動販売機もあります。

Googleストリービューなので360℃見渡せます。
駐車場入口です。
左側には坂道(車道)が確認できると思います。

車道を進めば右側に拝観料受付場所があります。
順路に従うと鐘楼門の前に階段があるので、出口側から進みます。

↓出口側です、棟門右は階段がないので進めます。
紅葉シーズンはこの棟門とモミジ撮影忘れずに。

↓紅葉シーズンは3ヶ所撮影といろんな角度から撮影できるスポットです。

↓ここが紅葉時期一番の撮影場所ではないでしょうか。

↓360℃見渡してください。

先に進みます。
↓右側は布袋さまが祀られている布袋尊、階段なので難しいと思います、直進します。

↓先に進むと「移動できる柵」があります。
お寺関係の方に確認して通行してよいのか「許可が必要」になります。
浄智寺:紅葉時期のバリアフリー障害物
その後は、やぐら⇒井戸⇒竹林⇒庭園(一部舗装されてません)⇒観音菩薩立像⇒本堂(ご本尊)⇒鐘楼門まで行けます。
(来た道を戻らなければいけないことが残念)

出口方面から進めばお参りできるのでバリアフリーだと思います。
布袋尊だけがお参りできません、今後に期待したいところです。



アクセス

寺院名:浄智寺
所在地:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1402

本 尊:三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)
創建年:1283年(弘安6年)

礼 所: 鎌倉三十三観音霊場 第31番 他
文化財:西来庵修造勧進状 他

問合わせ:0467-22-3943

拝観時間:9:00~16:30
定休日:無休

拝観料:200円/大人(高校生以上) 100円/小人

駐車場:10~15台くらい(無料駐車場)
駐輪場:駐車場の片隅へ停める(無料)

ペット:リードつなげば入れます。

注意事項
カメラ用の三脚・一脚は使用禁止。

御朱印は①ご本尊・②観世音菩薩・③十三仏・④地蔵尊・⑤七福神と5種類あります。
書院でいただけますが、「御朱印は一冊につき1つだけで願います」と書かれてます。
初穂料300円

2019年11月24日時点:浄智寺周辺のハイキングコースは台風被害により通行止め

・車で行く場合:無料駐車場へ停めれます
駐車場入口です。
浄智寺:駐車場入口
横浜横須賀道路「朝比奈I.C」を降り県道204号へ→県道21号へ道なり約6.6Km約20分です。

・自転車・バイクで行く場合:駐車場わきに停めれます

・電車の場合

最寄駅は「JR北鎌倉駅」になります。JR横須賀線「東日本旅客鉄道(JR東日本)」

JR北鎌倉西口より約450m、徒歩で約6分です。

・バスの場合

公式サイト 江ノ電バス 北鎌倉⇒明月院 時刻表・料金こちら

距離:0.4Km 所要時間:約2分

公式サイト 江ノ電ガス 鎌倉駅⇒明月院 時刻表・料金こちら

距離:2.5Km 所要時間:約7分

明月院バス停より180m徒歩で約3分です。

おわりに

鎌倉の禅宗寺を代表する「鎌倉五山」の一つ、浄智寺ご紹介でした。
浄智寺の紅葉まだ早かったですが、色づくモミジを想像すればまた来て見たい場所です。

見頃の情報は紅葉時期一番大事なことです。
オススメは棟門と客殿からの眺め「角窓」、お茶室周辺、見て撮影してください。
鎌倉周辺にバリアフリーで駐車場もあり観光しお参りできるのは本当に驚き便利だと思いました。

にぎわうよりひっそりしており穴場でしょうか。

これから12月が紅葉本番です、お試しいかがでしょうか。

北鎌倉周辺紅葉観光

・明月院の紅葉【北鎌倉】方丈内の円窓 見頃はいつ?撮影スポット裏ワザ~混雑する時間帯は?12月からオススメの理由

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